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The locus of the moon

The locus of the moon

詩 「狂気と凶器」

何故だ

何故俺が狂っていると皆は認めないのだ
俺は狂っている
狂っているのに

心が闇に侵され俺は狂った
闇は俺の意思とは関係無しにどんどん浸食していく
初めは針の穴程だった闇
今では体のほとんどを包んでいる

言葉の凶器によってつくられた俺の狂気

そう

言葉は凶器になる
他の奴は気づいていないだけだ
いや、気づいているのに言葉で攻撃するのかもしれない
それはもはや言葉ではなく凶器
カタチを成さない凶器なのだ

誰でもいい

この見えない凶器を壊してくれ

俺の闇の浸食が止まるように
俺の中の傷が増えないように

そしてその凶器でできた狂気を狂喜に変えてくれ

俺に喜びと言う光を与えてくれ
自分でやってみたが無理なんだ

無理……なんだ

だから俺は待つ俺の狂気を狂喜に変えてくれる
そんなきっかけを


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